Vol.15 読売ジャイアンツ 2003.5.16
※このコラムは2002/09/25にすぎの某氏、栗氏主催の「連動日記」企画にて
ガブリ日記帳に公開した内容です(原文のまま)



「巨人ファンの方々ごめんなさい。アンチ巨人としての内容です。怒らないでね」

まず、これだけは言っておかなければならない。
俺は野球自体があまり好きではない。
それは野球中継の延長が原因である。
みなさんも一度ぐらい撮ったビデオが野球中継のせいで
途中で終了してしまったことはないだろうか?
まあ、この話はこれぐらいにしておこう。

マスコミの報道割合から言って95%以上はいないとおかしいと思いますが、]
これを読んでいるみなさんはどのぐらいの割合で巨人ファンなのでしょうか?
俺から言わせれば何で巨人を好きになれるのかが疑問でなりません。

スポーツとはフェアプレーが鉄則ですよね?
最近、あったと思いますがサッカーで相手チームの選手の頭に延髄蹴りを
入れるようなチームは非難されますよね?

巨人ファンのみなさんに問います

じゃあ、なんで巨人を非難しないんですか?

巨人がどれだけ卑怯なチームか理解していますか?

みなさんは解っていないかもしれませんが今年の巨人のデーゲームって
何試合あったか知っているでしょうか?
・・・
0です、0試合。
一般的に人間の体調というものは規則正しい生活を行うと整うものです。
全てがナイターということはいつも決まった時間に野球をやると言うことです。
また、巨人の試合会場の移動は他5球団に比べて格段に近くなっています。
逆に昨年巨人に勝ち越したチームは夏場に長距離移動を強いられると言う
拷問に近い仕打ちを受けているのです。
(もちろんデーゲームは入り乱れています。)

金に物言わせて全員が4番バッターと言われるほどの選手を集めておいて
ここまで優遇措置を受けているんだから弱いわけがありません。

そりゃ、他のどのチームの選手も巨人にいきたがる訳です。
巨人にさえいれば天国なのですから。

では、なんでこんな不条理なことがまかり通るのでしょうか?
それは

放映権料

実際どのぐらい巨人ファンがいるか知りませんが
一番視聴率がとれるのは巨人戦です。
そして、その巨人戦は放映権料がすごく高くなります。
放映権料は各球団の大事な収入源なのです。
しかし、巨人戦以外のカードはあまりお金になりません。

つまり、巨人戦=ドル箱カードという図式が成り立ちます。

巨人戦が無いと球団の死活問題にまでなる場合もある状況で
暗黙の了解で行われてきた巨人に有利な優遇措置を撤廃しようと立ち上がっても
巨人のオーナーが「俺の言うこと聞けないならリーグから抜ける」
と発言した場合どうなるでしょうか?
各チームのオーナーも慈善事業をやっているわけではありませんから
撤回せざるを得ません。
(俺は出来ることなら本当にリーグから出ていってもらいたいと思う
巨人支配に屈して奴隷になるぐらいならのたれ死んだ方がマシ)

そして、そんな実態はヘタすりゃ放映権を破棄される危険を冒してまで
日本のマスゴミは伝えようとしません。

これがツネヲボールの実態です。
(ツネヲボールとは俺が作った野球未満の玉遊びの造語です)

あなたが巨人ファンであり野球が見たいのならまずはツネヲボールを
否定しなければなりません。
この放映権を巡る悪循環を正すにはツネヲを排除する必要があるのです。
それほどまでに日本の野球界にとって悪性腫瘍なのです。
奴のわがままを放置しておけば十年以内にプロ野球危機が訪れます。
優秀な選手はどんどん大リーグに流出し、日本の野球レベルは
本当に玉遊び以下になってしまうでしょう。
いきなりアンチ巨人になれとは言いません。
少し、巨人から距離を置いてみれば今の野球が
どれだけおかしい事をやっているのかがよくわかります。

もし、それでもあなたが巨人ファンでどんな手でも使って勝つ巨人が見たいだけなら
「あなた達も南朝鮮の人民と一緒ですね」と声を大にして言わせてもらいましょう。