t−fakaのザ・エキストラ

第1回

出演番組『セミダブル』(フジテレビ系列)
放送日99年6月9日 (第9話)
収録日99年5月26日
収録時間4時間30分
収録場所横浜銀行本店1階はまぎんホール
(横浜ランドマークタワー前)
出演者稲森いずみ 中井貴一
つんく 川岡大次郎
t-fakaの役講演を聞く人々(他500人)

[収録エピソード]
まずはいきさつから。なぜ、めちゃめちゃ一般ピープルな私がこのドラマにエキストラ出演出来たかと言うと、それは「フジテレビクラブ」のおかげである。
フジテレビクラブはTV局のファンクラブとして去年の4月に応募が始まり年会費1800円を払うと年4回、広報誌が送られてきて、そのほかにもイベントのご案内等も送られてくる。
その中の企画の一つとして「番組登録制度」と言うものがあり観覧や制作協力、番組リサーチ協力などでフジテレビの番組作りに参加できると言うものである。
私はこの制度に登録して、今回のエキストラ出演となったわけである。
と、言うことでこの企画はフジテレビからの要請があって初めて更新できるため定期的な更新はできません。

では、今回の収録秘話に移りたいと思います。
私が現場に着いたのが集合時間10分前の12時50分だった。
すると入り口の前にはたくさんの人がいてかなり後ろの方に並んで待つこと30分、出演依頼ハガキと会員カードのチェックをうけて、やっと中に入れた。中にはどう考えても500人以上の人が入っていて、座るとすぐに拍手のシーンの撮影が始まった。
ちなみに私はこのドラマを一回も見たことがないのでどうゆう状況設定なのかわけがわからず拍手していた。唯一わかっていることは主人公でモデルの風間美咲(稲森)が乳ガンで片方の乳房の除去手術を行ったぐらいなので、つんくや中井貴一の役どころがまったくわかってなかった。(いまも・・・)
最初の拍手のシーンが終わりスタッフから説明があった。
「みなさんの設定はこの講演会に興味をもってきている人の役ですので、その事をよく頭に入れて演技してください。」
と言われてあくびなどは言語道断だろうなと思いながら次のシーンへ。
その間にビラ(小道具)をもらい、次は(というか最後までなんだけど)壇上で美咲が話しているのを聞くシーン。

小道具のビラ


話している最中に堀慎太郎(つんく)が会場から出ていくところで説明のための練習ではスタッフの人がやっていたのでわからなかったが本番になると本物のつんくが出てきて演じていた。(当然だが)
私が座っている席は後ろの方。つんくは座席側からみて右前方の壁によりかかっているので私のところは撮影していないのでじっくりつんくをみる。
次は美咲をとるカット。本物の稲森が出てきて壇上で台詞を読み上げる。自分の席からではよく見えなかったが声はよく聞こえた。(マイク無し)ここでも話の最中につんくの方を見ながら読むシーンがあったのでつんく登場。
このカットを取り終わると一発OKがでて、つんくの出番終了。
いよいよ今度は観客席のカット撮り。するとスタッフから、
「『・・・ないんだって』のシーンはじょじょに拍手をするように。そして『・・・の疑いがある』のシーンは心配するような表情で、『でも、違いました。』のところではホッとした表情。」と細かい演技指導がありまた、
「おんなじ話を何回も聞くけど毎回初めて聞くような感じで、あとなるべくオーバーに演技をやってください。ドラマなんで・・・」と話があり、本番スタート。
このシーンは15分近くあるのでテストカットも入れると30分以上の長丁場になる。何度も襲いかかる睡魔を相手にじっと稲森を見つめ続け、オーバー気味にうなづいたり、前に乗り出してみたり、となんとか一発OK!
そして、トイレ休憩。今回の収録には女性が9割近くいたので女子トイレは大混雑。しまいには男子トイレにまで入ってくるおばさんまで現れた。
次は、観客席から壇上を取るカット。と言う時に中井貴一が中に入ってきた。おおっ!と思いながらも本番に入って背中で演技。
これが終わるとスタッフがあわただしくあちこちにレールを引いて観客席にいる役者さんのカット。役者さんは前方の席にしかいないので後ろの席の私はぼーっと見ているだけ。
テストカットが終わった時にスタッフから
「フジテレビクラブの皆様に朗報です。後ろの席の方は収録が終わりましたので帰って結構です。ご協力ありがとうございました。」とあり、帰りにセミダブルの脚本ノート、目玉マークのストラップ、そして崎陽軒のシウマイ弁当を貰って帰った。

脚本ノート



[撮影の感想]
中井貴一のシーンはないのか?
それにしても扱いがちょっとわるかったような気がする。


[放送の感想]
思ってたよりも多く写っていてよかった。
(顔も確認できた。)


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